野良猫を保護したけれど…どうしたらよいのかわからない、という方、実は結構いらっしゃいます。
すでに猫を飼っている方でも、保護猫は勝手が違い困ってしまうケースもあります。野良猫を保護し、そのまま飼い猫として迎え入れるには、やるべきことがたくさんあります。
ここからは、野良猫を保護した場合、保護した猫を迎え入れる場合のやるべきことと注意点をお伝えします。
野良猫を見つけたら
子猫の場合
まだ自分で動くこともままならない子猫を保護する場合には、周りに母猫がいないか確認しましょう。
生後間もない子猫は、母猫がいないとうまくミルクを飲めない、排泄がうまく出来ないなどの問題が生じるケースもあります。母猫が見当たらなかった場合には、子猫をタオルなどでくるみ、優しく保護するように心がけましょう。
保護した後は、体が冷えてしまわないように温めてあげます。
野良猫を保護したらすべきこと
野良猫を捕獲したら、子猫でも成猫でもするべきことが3つあります。一つずつ説明していきます。
1・動物病院へ連れていく
野良猫を保護した場合には、すぐに動物病院へ連れていきましょう。
感染症にかかっていないか、ノミ・ダニがついていないかなど、しっかりと健康状態のチェックをしてもらいます。保護した猫の健康状態を知ることは、その後、保護猫を飼育していくうえで役に立ちます。
先住猫がいる場合には、先住猫を感染症やノミ・ダニから守ることにもつながります。
動物病院の初診費用相場は、その病院にもよりますが、1万円~1万5千円くらいが相場です。
2.本当に野良猫か?確認をする
保護した猫が、野良猫ではなく、迷いネコの可能性もあります。
保健所や警察署に問い合わせることで、迷いネコかどうかの確認が出来ます。
最近では、SNSで迷いネコを探している方もいるので、SNSもチェックしましょう。
また、特定の地域では、猫を一度捕獲し、去勢手術・避妊手術をした後に地域へ戻す“地域猫”と呼ばれる取り組みをしているところもあります。猫を捕獲した地域で、そのような活動がされているかどうかも確認しましょう。
ちなみに、手術を受け地域猫となった猫は、さくらねこと呼ばれ、耳にV字のカットが入っています。
3.飼育環境を整える
野良猫を飼うことに決めたら、猫を飼育するための環境をしっかりと整える必要があります。
ここでは、最低限用意するものをご紹介します。
飼育しながら、その他の必要なものを買い足していってください。
用意するもの
・エサ
・食器
・ゲージ
・トイレセット
・タオルや毛布
保護猫に、なるべくストレスを与えないように、静かに落ち着ける環境を整えてあげましょう。
野良猫を飼うときの注意点
1.責任を持つ
猫を迎え入れることを決めたからには、最後までしっかりと責任をもって飼育しましょう。
2.不妊手術をする
不妊手術を適切に行い、多頭飼育崩壊を防ぎます。
3.根気よくトイレのしつけをしよう
室内飼いをする場合には、トイレのしつけが必ず必要です。
落ち着きがない様子があったら、トイレに連れて行くなどして、粗相をしてしまっても根気よくしつけます。
まとめ
ここまで、野良猫の保護についてお伝えしました。
保護猫が幸せに暮らせるように、しっかりと責任を持ち、猫との生活を楽しみましょう。
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